学年末テストや入試の差し迫るこの時期、今回も中学生たちは勉強に励んでいました。
そんな彼らを支援するのが私達の役目ですが、今回、私は、わかりやすい指示や説明をするためには生徒の表情や手の動きにまで注目していなければならないのだ、と考えさせられました。
例えば、英語の助動詞の問題でつまずいた生徒への支援。ヒントを出してみても表情が曇ったまま黙って手も動かさないのを見て、作戦変更。もっと初歩的なことから一緒に振り返ることにしました。「この単語は知ってる?」「見たことあるよね。」そして、「この語を使う時にはルールがあるんだよ。それはね、」と説明していきました。そうしていくうちに、なんとか理解してもらえたようです。説明した後、生徒から「あ〜!」という声が漏れた時は嬉しいものですね。
「ここは〜〜だから〇〇だよ」とただ言うだけでは伝わらないこともあります。私達が「こんなの一々言わなくてもわかるよね」と思って見過ごしている点にも、子どもの「苦手」は含まれているのだと感じました。「苦手」にぶつかった子どもの「言葉にならないSOS」を汲み取れるようになりたいと痛感した1日でした。
以上、自分の名字を調べたら全国に30人しかいない(らしい)ことが判明したA類2年生がお送りしました。
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