こんばんは。大谷です。
寒さが和らぎ、少し春の香りが感じられる季節となりました。都立の入試も先日で終わり、てらこやにも新たな春の足音が聞こえてくるような気がします。
てらこやの活動では、小中学生の生徒さんに勉強を「教える」ことが学生側の活動の中心となりますが、学生にとっても、新たな知識・観点を「教わる」ことも多々あります。
昨日の活動でも、僕自身、様々な事柄を活動の過程で教わりました。1つ例を挙げますと、昨日の活動では、生徒さんの中で、ことわざの勉強をしている子がいました。ことわざ・故事成語といったものは、知らなくても生活を送ることができるものですが、その一方で、教養として知っておくことは大切です。
昨日の活動で出てきたことわざです。◯には何が入るでしょうか。
「◯◯◯から堤も崩れる」
ほんのちょっとした油断や不注意によって、大惨事を招くことがあるという意味のことわざですが、ご存じでしょうか。
正解は「蟻の穴から堤も崩れる」です。
蟻の穴(巣)ほどのごく小さなものでも、それによって堤(堤防)が崩れてしまうことがあるといったことから生まれたそうです。出典は『韓非子』という古代中国の著書になります。
今挙げたようなものはほんの一例ですが、このように、てらこやの活動が学生にとっても、生徒さんにとっても有意義な時間になるよう、一層邁進していきたいと思っております。
3月の中学部の活動は、6日,13日,27日の3回です(※20日はお休みです)。
次週の活動もお待ちしております。
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