7月8,15日(月) 中学部活動報告

こんにちは!

今回は7/8・7/15の合併号ということでお送りします。担当はA類数学科三年の藁科です。
ここのところまとまった時間が取れず、書くぞ書くぞと思ったまま本日まで更新が遅れてしまいました…。
てらこやのブログを楽しみにしてくださる皆様をお待たせすることになってしまい、大変申し訳ございませんでした。
その埋め合わせというわけではございませんが、いくつかトピックを盛り込みたいと思います。
少し長くなるかもしれませんが、ゆるーく読み流してください!(^^)!

先週と今週の活動は、
7月8日・・・学習者14名、大学生6名
7月15日・・・学習者6名、大学生6名
となりました。7月15日は祝日(海の日)で子どもたちは少なかったです。(月曜日が祝日に重なると大抵動員数は少なくなりますね・・・)
7月8日は、期末テストの返却が始まっており、学習室でも、テストの出来がどうだったかという話題が多かったです。
夏休み前にしっかり復習しておこうという気概のある子たちが多く、しっかりしているなと感じました。

◆「子どもの貧困とどう向き合うか?教育のねっこづくりRoots×Learning for All」に参加しました!!◆

7/9(火)、東京学芸大学図書館にて開催された上記のミニセミナーに行ってきました。
Rootsは、学芸大の有志団体で、読書会や講師の招待など、教育にまつわるファシリテーションを行っている意欲的な団体です。
Learning for Allは、「子どもの貧困に、本質的な解決を」をMissionに掲げ、学習支援や子どもの居場所づくりなどを通じて貧困に端を発する教育格差の問題と戦っているNPO団体です。友達の誘いで参加したのですが、大変意義深い時間となりました。

事情により「相対的貧困」を背負う子供が14%に上り、ひとり親世帯の実に50%は相対的貧困に陥っているという事実。
貧困ゆえの教育機会・より所のはく奪、そしてその再生産…。
勉強ができないと断じることは簡単だが、その原因を本人だけに求めていいのか?など、見据える課題を取り違えてはいけないということを学びました。
この団体の卒業生で、学習支援のための資金をクラウドファンディングで調達する会社員の方のお話も、そういう仕事があるのかととても参考になりました。

この団体は大学生を「教師」と位置づけ、各学校等を拠点にしながら毎週学習支援活動・交流活動をしていますが、人手不足が深刻なようです。
このブログを読んでくれている学芸大受験予定の皆さんは、教育へのアンテナが高いだろうと信じ、このような団体も大学に行くと出会えるんだよというお知らせをしてみました。以下はLearning for Allのアドレスです:
「Learning for Allは、生まれた地域や家庭環境に関わらず、全ての子どもが自分の可能性を信じ、やりがいを持って生きられる社会を実現するために、さまざまな困難を抱える子どもたちへの「質の高い」学習機会を提供しています。」
特定非営利活動法人 Learning for All HP→ www.learningforall.or.jp    メール→ ssp_kanto_recruit@learningforall.or.jp
facebook → /learningforall Twitter→ @LFA_PR

◆最近はまっている番組◆

藁科が最近はまっている番組は、NHKの「考えるカラス」という番組です。ジャンルは科学探求で、女優の蒼井優さんがパーソナリティを務めています。
NHK for Schoolというサイトで過去の動画がアップされており、一本10分程度なのでスキマ時間に見ています。いろんなところでオススメしているので、ここでも紹介させてもらおうかなと思います。夏休みの自由研究の題材にもピッタリなので、よいインスピレーションが生まれるのではないでしょうか!(^^)!

数学・理科で必要な「観察・仮説・実験・考察」という流れで身のまわりの不思議を解き明かしていくのですが、子どものころに持っていたはずの素朴な好奇心をもう一度呼び覚ましてくれる、そんな番組です。たとえば・・・

長さの違う2本のろうそくがある。両方に火をつけ、その後大きなビンを2本同時にかぶせる。ろうそくの火はどうなるだろうか?
①長いほうが先に消える。 ②短いほうが先に消える ③両方同時に消える

よーく考えてくださいね!「ここから先は、君たちが”考えるカラス”・・・!」

◆教育実習に行ってきます!◆

私は学部三年生なので、今年の秋に教育実習があります。
A類の学生は、三年次秋に附属小学校の教育実習(必修)、四年次に協力校の公立小学校の実習(任意)と附属中学校・高校での副免許実習(任意)があります。先日オリエンテーションに参加し、配当校の子どもたちと対面してきました。附属小学校の児童といえども子供らしくのびのびとした子たちだなという印象です。
実感としては、三年生に入ってから教職系の科目をしっかり勉強しなければという思いに駆られることが多くなりました。教育実習は、理論をたくさん学びそれを実践するというサイクル(これは教師となってからも必要なサイクルだと思いますが)に踏み入る最初の機会だなという心持ちです。教師として35人の児童の前に立つという現象の背景にどれほどの教員の研究・準備・失敗が隠れているか、この年になってリアルに感じています。
先輩からは体力勝負だといわれているので、朝のランニングをまた始めようと思います(笑)

長文となってしまい、申し訳ありません・・・💦 最後まで読んでくださりありがとうございました!
小学校は今週末で夏休みのところも多いのではないでしょうか。時間はたっぷりありますから、有意義な夏休みをお過ごしくださいね!(^^)!

次週から大学が試験期間に入るため、てらこやの活動はお休みになります。
次の活動日は8月5日です。お待ちしております。

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