10月8日(火) 小学部活動報告

こんにちは!今回の小学部ブログ担当は、藁科(わらしな)です。
今週は中学部&小学部両方のブログを上げることになってしまいました・・・。
というのも、ブログ担当者は偏りが出て不満が出ないように、「その日の活動に来た者の中で、直近でブログ担当者になっていない者」と(不文律として?)慣習化していますが、小学部・中学部は別個に考えるので、「中学部で最近書いてないヤツ=藁科、小学部で最近書いてないヤツ=藁科」となりました💦 まあ今は時間的余裕があるのでいいんですけどね・・・(笑)

今回は小学生12名、大学生3名の参加でした。しばらく通っていない身で参加した私に対しても、子どもたちは気さくに話しかけてくれました。
しばらく見ないうちに学習内容も難しくなり体つきも大きくなった子どもたちをみて、小学生の成長のはやさを実感しました。しばらく来なかったからこそ気づけたことだったのかもしれません。

さて、私は小学六年生の子が持ってきた塾の宿題プリント(国語・説明的文章)の学習補助につきました。
「絶滅」というタイトルの文章で、絶滅の危機にさらされている動物を守ることの大切さを説く内容でしたが、「最近の小学生ってこんな難しい文章読むの・・・?」と思うほど、ハードな文体でした。
何が難しいって、言葉が難しい。「シマフクロウは、まさに風前の灯。鬼籍に入ったも同然である。」の一文が傍線部付きで扱われ、その根拠を問われていましたが、「鬼籍に入る」・・・? あわてて注釈を参照すると、「死んだ」という意味らしいです。

生まれて初めて知りました。注釈がなかったら想像もつかなかった・・・。しかしほとんど死語、世間の公用から「絶滅」した語です、きっと。
「風前の灯」ということわざについても小学生で分かっている子はどれだけいるのか・・・。教えるのに一苦労しました。

この先その子がハイレベルな学習を続ける中で、難解な文章・未知の語句はいくらでも出てきます。上記の国語の問題文の教育的意義を挙げるならば、「難しい言葉に出会ったら、注釈を探してみよ」という教訓と「注釈にも載せないような言葉もあるから、語彙を増やせ」ということなのかなと私は思います。
一方、他者に自分の考えを伝える場合は、相手の水準に即した、できる限り難しすぎない言葉遣いが良いなとおもいました。。
作者が「鬼籍に入る」という言葉を選んだことが、どうも読み手の知識量を試しているようで、モヤモヤした気持ちになりました。カッコつけないシンプルな言葉、洗練された言葉を使える人になりたいなと思いました。

今日はこの辺で。
来週はお休みです。次回は一週間とんで10月22日です。
お間違えの無いように、ご参加お待ちしています。

A類数学科 3年
藁科 慶太朗

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