こんにちは、4年生の赤堀です。
大学生は長い長い夏休みが終わり、昨日からようやく秋学期が始まりました。
10月17日土曜日、本日は子ども8人に大学生5人でした。
私は複数の実習が続いていたので1カ月以上ぶりにてらこやに参加したのですが、実際の学校で児童生徒と関わった後でオンラインに戻り、その長所短所を改めて感じました。
長所もたくさんあります。
〇子どもは、帰りが夜になって親御さんに迎えに来てもらわずとも、家から安心しててらこやに参加できること。学生側にとっても、学校から離れたところに住んでいても参加しやすいこと。
〇音のミュート機能で、他の子どもや大学生の声を気になりづらいこと。
〇子どもは直接大学生に声をかけるだけでなく、チャット機能などを使ってさまざまな方法で質問ができること。
などなど。
でも、どうしても短所とは目立つもの。
今回いちばん感じたのは、子どもの反応のわかりづらさです。
普段、問題を解説しながら、大学生はいろんなところを見ています。
例えば、子どもの視線。
「言っていることがわからなくて、目が不安げになっていないかな?上手く勉強に集中できているかな?」
「この子は問題文を見ながら解説を聞いているのかな?ノートにメモしながら聞いているのかな?それとも大学生に目を合わせて話を聞くことに集中したいタイプかな?」
目で見て理解することが得意な子、言葉を聞いて考える方が好きな子、いろいろな子がいます。
だから大学生は、どうしたらその子にいちばん合った教え方・考え方ができるだろう、とその子の反応を見ながら試行錯誤しているのです。
ビデオ通話にももちろんカメラはついているけれど、どうしても、対面に比べればわかりづらくなります。
「さっきからこの子、ちらちら斜め上に視線がいくけど、何が気になっているんだろう?」
「ん、今のはため息をついたのかな?それともマイクに息が当たっただけ?」
「下を見てるのは、ノートを書いてるの?問題文を読んでるの?他のことしてるの
?」
大学生もベストを尽くしてはいるけれど、なかなかむずかしいものです。
でも、ビデオ越しでさえ子どもの表情や反応をよく読み取れるようになったら、また対面でのやりとりに戻ったとき、前よりももっとそれらを読み取れるようになっていると思いませんか?
だからきっとこれも、とっても良い機会なのです。
ということで、オンラインてらこやにはオンラインてらこやなりの長所短所があるよね、でも短所も前向きに考えられるよね!という話でした。
また来週も小金井てらこやはみなさんをお待ちしています。
楽しい週末を!
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